横須賀市立野比東小学校

　６年生は、総合的な学習の時間でキャリア教育をテーマに学んでいます。自分の得意なことや好きなことを視覚化する活動や、各々が講座を開きバーチャルの世界でお金を払い講座を受ける活動などを行っています。
　
　そもそも「働くって何だろう？」というところから、パーソルキャリア株式会社の馬場さんを招いて、年３回に渡りワークショップを開きました。

　３回目の最終回が９月１８日（水）に行われました。大人へインタビューということで、パーソルキャリア株式会社の社員の方へオンラインにてインタビューをしました。初対面の方にインタビューのため、子どもたちは大変緊張した様子でしたが、大人は声を出さず自分たちだけで考えその時間を運営していました。馬場さんにいただいたヒントをもとに、時間いっぱいに質問をしていました。

　３回のワークショップでは、毎回「働くを考える」というテーマから、自分の今までの生き方を振り返り、将来ついて考える時間となりました。趣味を仕事にするのか、そうでないのか、そもそも仕事をする上で、自分自身が楽しみ輝けることが大切なのではないか、相手から感謝されることで対価をもらうのではないか。そのためには、今から自分の好きなことや楽しいと思えることを今のうちから増やしたり、人から信頼される行動を貯金していったりすることが大切なのではないか。誰もが考えさせられる授業となりました。人としてこれからどう生きていけばよいのかをたくさん学びました。
　
　馬場さんには、３回に渡り来校していただき、学校の通常の授業では学べないような視点で、子どもたちの考えを広げていただき、ありがとうございました。

　小学校６年生は、節目となる年です。小学校１年生からの６年間で、子どもたちはたくさんのことを吸収して大きく成長します。そこで学んだことをこれからの人生に役立てて、人生を楽しめるような大人になってほしいです。

下級生に卒業をお祝いしてもらい、6年生が卒業しました。

野比東小学校のみんなの思いを胸に、中学校でも頑張ります！